「もし無人島に持って行くとしたら、何を持って行く?」
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今日の朝日新聞・読書欄で紹介されていた本です。
書評家の藤田香織さんによると、「もし無人島に持って行くとしたら、何を持って行く?」は「無難で万能な社交ネタ」らしいけれど、本書にもあるように、「回答者の人となりや性格、傾向、嗜好などを如実に露呈させる」質問でもあります。
好きな映画や本、音楽も、何となくその人を露呈させることが怖くて、よほど仲がいいか、よほどその人のことを知りたいと思わない限り、わたしはなかなか口に出せません。
この本は、「もし無人島に持って行くとしたら~」の質問をされた人たちが無人島に行き、10億円の賞金をめぐってバトルロイヤル(生き残りをかけた勝ち抜き戦)を繰り広げるらしいので、えげつない展開になることが予想されて、正直苦手な内容です。
と同時に、その予測を裏切ってくれるような展開が一瞬でもあるか、見たい気もします。
「無人島」と「バトルロイヤル」の組み合わせでパッと頭に浮かぶのは、米・ヒストリーチャンネルの『孤独のサバイバー』。
こちらは基本的に参加者同士が顔を合わせない場所に配置されており、誰がまだ残っているのかもわからない状態で継続されるため、闘う相手が人ではないところが見られる理由だと思います。
参加者が持ち込める10の道具は自由に選べるものの、シーズンを重ねるごとに、自ずと内容がほぼかぶっているところも興味深い。
アメリカのロングハイカーの間では、「バックパックの中(持ち物)を見たら、その人が何を恐れているかがわかる」という言葉があるそうです。
たしかにそう。
そう考えると、お金も持たずに手ぶらで遠出する人は、なかなかカッコいいのではないでしょうか。

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