プロフェッショナル
この↑リンクから動画が見られます。
『広辞苑』第6版と『明鏡国語辞典』によると、「プロフェッショナル」とは「専門家。職業としてそれを行う人」を意味し、「職業」とは「生計を立てるために従事する仕事」を指すようです。
わたしはまだ「専門家」という意味でも、「職業としてそれを行う人」という意味でもプロではありませんが、「プロであらねば」と思っています。
そのきっかけは、25年ほど前。
ある大学教授に、「わたしは好きで書いてるだけなんで。。。」と言ったら、「もり子さんはプロなんですから、そんなことを言うのは逃げです」と言われたことがありました。
当時のわたしに、プロになろうという意識は皆無。
ただ何となく物を書いているだけの、地方の女の子です。
「そんな人間をプロ呼ばわりする先生の方が間違ってる!」とその場では思ったのですが、よくよく考えてみると、人の目に触れる物を発信するということは、それだけの責任を負う覚悟が必要なので「腹をくくりなさい」ということを先生は言いたかったのではないかと思い直しました。
そして、「わたしなんか」と思う気持ちを抑えながら書き続ける傍ら、その先生は亡くなるまでためになりそうな本や情報を送ってくださいました。
そのおかげで一時は「専門家。職業としてそれを行う人」という意味のプロになれたものの、今はまたゼロからの再出発です。
元々の日本語運用能力や読解力の低さに加えて10年のブランクはとても大きく、また「わたしなんか」という弱い気持ちがあることは否定できませんが、今回は「好きでやってるだけだから」という言い訳が通用しないことを十分に理解しています。
冒頭に載せた校正者・大西寿男さんの動画は、その姿勢とお仕事ぶりがまさにプロだと思い、紹介させてもらいました。
地味で地道な作業、人の思いや言葉を扱う受け身の仕事という点で、翻訳者の仕事とかぶるところも多いです。
「プロになる」というよりは、「プロであらねばならない」という意識が大事なのかもしれません。
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