あとからついてきた愛情

 

今乗っている自転車は、ママチャリにキャンプ道具を積んで長距離移動を繰り返す道中で大破し、大量の荷物を抱えて途方に暮れた時、近くにあった自転車屋さんで急遽購入したものです。

あとから考えると、タクシーで帰宅して、後日改めて自転車の問題を解決するという方法もあったのですが、その時は大量の荷物と迫り来る暗闇のプレッシャー、長距離移動後の疲れで思考が鈍っていたことに加え、翌日徒歩で通勤するという発想がなく、「とにかく修理を頼んで代車を借りよう」と思いました。

それなのに代車がない。
しかも「(わたしのような使い方を)ママチャリにするものではない」と店員さんに注意される始末。
仕方なく「大量の荷物を積める」「長距離走れる」という基準だけで新車を選び、自分好みではない外見に若干の抵抗を感じつつも、他に選択肢がなかったため、この自転車を購入しました。

しかし半ばしぶしぶ相棒になったこの子が、わたしの世界感を一変することに。
移動が楽になって、さらに遠い所まで行けるようになったため、行動範囲が格段に広がったのです。

わたしのまわりには、この自転車のように最初は見た目に納得がいかずとも、今は「これでないとダメだ」という物がたくさんあります。
ワークマンのメリノウール製品や、靴などがその一例です。

わたしの生活を支えてくれるMVPは、間違いなくこの子たち。

まだまだ物選びの際に見た目 "も” 気にしてしまう自分ですが、外見の好みに勝る機能と信頼感が愛情につながることを、この自転車は教えてくれた気がします。

コメント

  1. 緊急的に必要になったとはいえ、その自転車と出会ったのは間違いなく運命 笑

    じっくり吟味して選ぶのは当然いい事だけれど、必要な時に現れたのだから。 しっかり選んだつもりでも失敗することもあるし、妥協したものが案外使い勝手よく良かったこともある。素敵な相棒だね。

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    1. 本当に、この自転車を買ったのは偶然。
      でも、心の底から買ってよかったと思う物の一つです。
      生きてると、こういうこともあるのね。偶然に感謝。

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