ひずみ

 

10~20代の若者の間で市販薬乱用によるオーバードーズが増えているようです(参考:時事メディカル)。
上の記事では、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の松本俊彦部長が「多幸感を得るためではなく、つらい気持ちを紛らわしたいというケースがほとんど」とコメントし、今日の朝日新聞の記事では、埼玉医大臨床中毒センターの喜屋武玲子医師が「悩みや生きづらさが過剰摂取に走らせるのではないか」と推測しています。
中高生で救急搬送される子もいるらしく、胸が痛みます。

以前朝日新聞の「声」欄に、「元気がなかったり心がモヤモヤしていても、人にはその姿を見せられないし話せない」という中学生の投稿がありました。
程度に差はあれ、誰だってつらいことはあるし、元気がなくなったり、心がモヤモヤすることがある。
決して恥ずかしいことではないので、「この人になら、そういう自分を見せてもいいかな」「話してもいいかな」と思える人に自分の気持ちを話して欲しいです。
今身近にそういう人がいないなら、そういう観点で付き合う人を探すべき。
つらい気持ちを紛らわす方法は、薬や自傷/破壊/犯罪行為以外にもたくさんある。

大人になるということは、何かを我慢した時にできるひずみの上手な解消法を学んでいくことです。
ひずみが大きすぎてバランスがとれなくなったら、ひずみを減らす方法を考える。
自分で名案が浮かばない時は、 ”健康的にバランスをとっているように思われる人に” (ここ大事)意見を聞く。

生きていると、どうしたって多少のひずみは出てくるものだから、一生付き合うものと思ってうまい解消法をいくつも学んでいこう。

そう言いたくなる話題でした。

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