世間とのズレ


以前、朝日新聞デジタル編集長の伊藤大地さんが、「まったく共感はできないし、全然面白さはわからないけど、世間と自分の間にある距離を認識するために、世間で話題になっているものは見るようにしている」という主旨のお話をされていて、わたしもいたく共感しました。
自分もまったく同じことをしています。

曲がりなりにも世間を相手にする仕事をしている者として、たとえ共感はできなくても、一般的な感覚に沿った表現をすることは必要不可欠です。
その感覚をつかむためにできるだけ努力はしているものの、わたしはまだまだ。

昨日も編集者の方から本のタイトルに関する意見を求められ(これは結構異例。通常本のタイトルは編集だけで決める)、わたしが密かにいいと思っていたものが、最初から「『〇〇』だと2-30年前の本みたいですし」と書かれていてギョッとしました。
そのあと、わたしが何も言えなくなったことは言うまでもありません。

11月に出た本の帯も、「そんなに抽象的なイメージでいいの??」と思っていたのに、その本を手にとった人が、「帯の文句、超カッコいいですね!! もり子さん、最高です!!!」と絶賛してくれたので、お褒めの言葉に感謝しつつ、それはわたしがつけたものではないことをお伝えしました。。。

なかなかつかめない、一般的な感覚。

やはりわたしには、編集者さんのお力がいるようです。

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