テキストコミュニケーション

 
「若者はLINEで句読点を使わない」とは知っていたけれど、「句読点を使ったLINEを怖いと思っている」ことは今日まで知らず、慌てて理由や対策をインターネットで検索しました。
いくつか読んだ中で、一番参考になったのは『ニューヨーク・タイムズ』の記事です。
英語圏でも若者は普段のテキストコミュニケーションで読点句点(ピリオド)を使わないことが増えているらしく、「もしや?」と思って唯一いる英語圏の友人と交わした対話記録(WhatsApp)を見てみると、ほぼ読点句点が打たれていない!
友人は50代ですが、大学の講師をしていることもあって、「今の」流儀が身についているのでしょう。
もちろん10代の子どもがいる日本の友人も、30代の知人も読点句点を使わないことが多いです。

『ニューヨーク・タイムズ』の記事によると、「句読点はかしこまった冷たい印象を与えて距離を感じさせる」「読点句点はコミュニケーションを終了させようとしていることが感じられて怖い印象を与える」そう。
興味深いのは、日本のPRESIDENT Onlineの記事でも同様の指摘がされていることです!
もしかしたら、この感覚は世界の大半で共有されている可能性があります。

そもそも日常的にテキストコミュニケーションを使っている人たちは、メールの延長ではなく会話の延長としてLINE等を使っているそうです。
だから「会話は続く」のが当たり前。
メールのように2-3回やりとりを交わして終わることを前提にしていないので、要点を全部まとめて書き、しかも読点句点までついていると、会話終了を言い渡されているようで、「冷たい」「怖い」印象を受ける。
しかも長い文章を書いている間、受け手は相手の返事を待っているため、保留されている感じが嫌なのだそうです。

「どうりで!」と思いました。

わたしはLINEやSNSをしていませんが、以前、仕事で無理矢理専用携帯電話を持たされ、嫌々LINEでコミュニケーションをとらされたことがあった時に、「返事が遅い」と何度も怒られました。
「着信音が鳴ってすぐに返信しているのになぜ??」とずっと疑問だったのですが、「ちゃんとした返事を書いている時間」が長かったのです。
たった数分でも、会話(チャット)で数分の沈黙は長く感じます。
だから「返事が遅い」と言われていたのか、と数年を経て理解できました(苦)。

どうりで仕事中も携帯電話を手放さず、頻繁に携帯をチェックしている人が多いはずです。
わたしも会社携帯を持たされていた時は、仕事の間中ずっと携帯電話を手元に置いていました。
でも勤務時間外はLINEが来ても緊急を要する場合を除いて返信をしなかったため(というか、プライベートの携帯電話でも朝晩ぐらいしかチェックしない)、それも上司の反感を買う原因になっていたと思います。

句読点をつけたメッセージでみんなに冷たい印象を与えるわ、返事は遅い。しかも勤務時間外に連絡がとれない(と頻繁に携帯電話を見ている人は感じていたと思います)となると、そりゃあ印象が悪いですよね(苦再)。

つくづく、緊急時以外は朝1回のメールで許してくださっている、今の仕事関係の方々や、テキストメッセージの返信が遅くても許してくれている友人たちに感謝です。

わたしは頻繁に携帯電話を見たり、いつまでもチャットのやりとりを続けていると、他のことができません。
それを毎日やってなお、いろいろなことのできている人の能力に感嘆するばかりです。

コメント

  1. 句読点の問題は日本だけだと思ってたよ。
    姉妹に終わりに○は付けないよと言われた時になんで?と思った。
    LINEは会話形式だから?
    会話だとしても句読点があった方が感情の区切りというかメリハリがあっていいと思うけど…。

    海外でも同じような感覚なのね。
    驚きです。

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  2. 昨日この件に関してはいくつか記事を読んだから、出典は忘れてしまったけど、「たとえ入力ミスがあったとしても、すぐ反応(返事)すること」「ゆるっ フワッ」としていることがが重要らしい。
    読点がついていると、かしこまった感じがして怖いんだって。
    わたしも海外で同じ現象が起きてるとは知らなかったよ。
    『ニューヨーク・タイムズ』の記事にもあったけど、10年以上前から英語圏のテキストコミュニケーションは大文字や小文字の区別や正しいスペル、ピリオドが使われないことが多くなっていて、それも日本と同じなのかと不思議な感じがしたわ。

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