センスの塊

 
出典:筑摩書房


恥ずかしながら、今朝初めて文学者・種村季弘(たねむらすえひろ)さんのことを知りました。
きっかけは、今日の朝日新聞「折々のことば」に「(名刺を持たなければ)人に会ってもすぐに忘れてもらえる」という種村さんの引用が紹介されていたことです。
「人に忘れられることを望む人とは、どんな人なのだろうか」と気になって、同記事の出典元『雨の日はソファで散歩』を試し読みをしたら、一気に心をつかまれました。

わたしのような者が感想を述べるのもはばかられるような格の違い。

人間としても、文字表現する人としても、センスの塊のような文章です。
これほど読みやすく、それでいて洗練された深い文をこれまで読んだことがありません。

種村さんのうしろに、万単位の本とたくさんの景色が見えるようです。

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