思考停止した大人は老害になるのかもしれない


わたしが若い人と接する機会は職場に限られていますが、「若い人の方がマナーはしっかりしているし、先のことをちゃんと考えているんじゃないか?」という思いが徐々に強まっています。
もちろん彼らは年齢を重ねた人に比べると経験が少ないため、甘いと感じる発言もあります。
でもそれは、「まだ」彼らの経験が少ないだけであって、彼らにもわかるように話せば理解してもらえることがほとんどです(中には途中で面倒くさくなって、わかったフリをする子もいるので注意)。

他方中年以上の大人は、「自分の方が正しい!」と頑なに思っていることが多く、自分よりも立場が上の人や、仲良くしている(もしくは仲良くせざるをえない)人以外の言葉に耳を貸さない傾向が強いように感じます。
お店等で迷惑クレイマーになっている人、「他人のことなんて知ったこっちゃない」とでもいわんばかりに恥ずかしい行動をとっている人も、なぜか中年以上の人です。

冒頭に紹介した大人と若者の対談番組は、「そうだね。じゃあ一緒にやってみて、それからまたこの話をしようか」と声をかけたくなる子や、「最初から『高校生には難しいか』とか言っちゃダメだよ~!(苦笑)」と司会者に言いたくなる場面はあるものの、基本的には全員が他者の意見を聞こうとしている感じがよかったです(対談番組なので当然といえば当然ですが、自分の意見を押し通そうとしたり、相手をねじ伏せようとする出演者の集った番組もあります)。

生きるために必要なものを自分でまかなうのは、それだけでも大変なことで、ましてや家族や子どもまで養うとなると、もっと大変です。
その大変さを、子どもや若い人は「まだ」知らない。
でも、だからといって、必死で働く中で間違ったことに目をつぶることに馴れて思考停止した大人が、考える子どもや若者の意見を一蹴する正当な理由にはなりません。

基本的に若い人の多くは、少なくともわたしよりはずっと今の時代に合った、人や環境にやさしい感覚を備えています。
「せめて若い人の邪魔にならないように気をつけよう」と、意識して彼らの意見に耳を傾けている今日この頃です。

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