憧れの歩き遍路
出典:KSB瀬戸内海放送
サントリーがオールフリーのお遍路デザイン缶を限定発売すると知って、改めて四国遍路について考えました。
総距離は1,200キロ、1,400キロとも言われ、移動手段は何でもかまいません。
まわる順番も自由で、1日1箇所だけとか、週末だけ行くなどするのも自由です。
とはいえ、やっぱり究極の理想型は、1番札所から番号順に巡る順打ちか、88番札所から逆にまわる逆打ちを徒歩で行く歩き遍路でしょう。
白装束は死を覚悟した修験者の証。
菅笠や杖に書かれた「同行二人(どうぎょうににん)」の文字は、その巡礼者が弘法大師と共にあることを示しています。
歩くのがつらい時、心細い時などに「自分は1人ではない」と思えることは、大きな心の支えになります。
わたしなど無信心なくせに、怖い時に「南無大師遍照金剛(なむたいしへんじょうこんごう)」を心の中で連呼して乗り切ることも。
「札所(ふだしょ)」と呼ばれるお寺では般若心経を読んだり、御朱印帳に記帳してもらって次に進みます。
オールフリーのデザイン缶に描かれているお遍路さんは、真っ白な衣装を身につけて清潔感と身軽さにあふれていますが、実際に歩き遍路をされている方、特に低予算 or ストイックにまわられている方は、最低1か月半以上半野宿のような生活をされているので完全に行者の様相です。
すれ違うだけで拝みたくなる威厳と悟りの空気を身にまとわれています。
だから自然と駆け寄って、または車で戻ってきてまで、声をかけたり、何かを手渡したくなったりするのでしょう(そうすることで札所をまわるのと同じご利益が得られるという説も)。
遍路の行程は、山あり、町あり。
個人的には「山だけだったらもっと魅力的なのに」という思いもありますが、過酷なアスファルト歩き/町歩きを含めて修行なのだと思います。
町中は、疲れたからといって腰を下ろす場所や日陰もおいそれとはなく、ましてや低予算で泊まれるところも限られている。
それでもいつかは挑戦してみたい歩き遍路。
10万円で全行程をまわられた強者もいるようです。
まずは「区切り打ち」と呼ばれる、札所数箇所のみをまわるルートを試してみたい。
日帰りだったら、歩いて3箇所が限界だろうなぁ。
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