友達 パート2
昨日までうちに泊まっていた友人が、無事東京に移動しました。
丸2日ぐらいの短い時間でしたが、中年女子の珍道中、いろいろありました(笑)。
まず2人とも老眼で目が見えず、携帯電話やメニュー、説明書きを見る度に「眼鏡、眼鏡」とバタバタ。
あまり外出しないわたしと、日本は7年ぶりの彼女で、切符を買うとき、改札をくぐるときにオロオロ(結局対面が一番楽でスムーズ)。
「友達に美しい美術館を楽しんでもらおう!」と思って予約した所が違う美術館で大ショック!
極めつけに、わたしが毎朝行っている山に友達も行きたいと言うので、朝5時出発を予定していたのに、いつも早起きしている自分の方がまさかの寝坊。
外で過ごす時間はほぼ何もかもスムーズに行きませんでしたが、お互い(だと願いたい)細かいことを気にしない性格なので、失敗をワハハと笑って楽しい時間を過ごすことができました。
十数年前に同じ組織で働く同僚として知り合った彼女。
わたしは人と密に連絡を取る方ではないので、その子が時々連絡をくれなければ、とっくに縁が切れていたでしょう。
今回彼女を家に迎えるにあたり、自分が彼女のことをあまり知らなかったことに初めて気がつきました。
彼女はどんなことが好きで、どんな食べ物を好むのか、どんな宿泊施設を望んでいるのか、朝型なのか夜型なのか、どれくらい歩けるのか、金銭感覚など、わたしは彼女のことを何も知らなかったのです。
でも今回2日間を共にして、彼女が水、特に海を愛し、健康的な食べ物や、エアコンよりは自然の風を好むこと、安いところに泊まりたいと言ってもドミトリーは問題外であることなどを学ぶことができました。
そして同時に、それほど彼女のことを何も知らなかったのに、ずっと友達でいる理由も。
「もり子さんの友達の定義って何?」と聞かれて、わたしは「山に登る時、ロープで一緒に繋がってもいいと思える人」と彼女に答えました。
それほどわたしは彼女のことを何も知らないのに、以前から彼女に対して絶対的な信頼感を寄せている。
それは、自分が滑落した時に彼女がロープを切ってもいいし、自分からロープを切ってもいい(=自分だけ落ちてもいい)と思える相手であるということです。
わたしは彼女のことをほとんど何も知らなかったのに、昔からそう思わせていた彼女、すごくないですか?(笑)
今回の滞在を機に、彼女のことがますます好きになりました。
わたしには、世界中に5人ぐらいしか友達がいませんが、全員「山に登る時、ロープで一緒に繋がってもいいと思える人」たちです(相手には同じ感覚を求めていないので安心してください)。
連絡はまめにとらないし、町中や人の多い所が苦手、しかも喫煙者の自分と長年付き合ってくれて、みんなありがとう。
友と一緒に過ごす時間の豊かさ、楽しさを心から満喫した2日間でした。
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