思ってもいないことが言えるのか
写真:Ayo Ogunseinde 出典:Unsplash
普段から言いたい放題のもり子は、相手が感情的になると冷静さが増します。
普段言いたいことを我慢している人の方が、
感情の高ぶった時、攻撃的になるのかもしれません。
腹を立てた時に相手を傷つける言葉を吐き、少し冷静になったあとで、「本当はそんな風に思っていないのに、なぜか口から飛び出した。本当にそんなつもりはなかった。ごめん」と謝ってくる人がいます(母の話ではないので、念のため)。
そしてそれを聞くたびに、「自分の中にないものが表に出るなんてことがあるのか?」と困惑します。
わたしは思ったことをストレートに出しがちなので、誰かの気分を害したり、心を傷つけることがある。
でも、あとから「あれは失礼だったな」「自分が間違っていたな」と気づけば、「あの時あんなこと言って/してごめんなさい」と謝るけれど、「本当はそんな風に思っていなかった」とは言いません。
なぜなら本当にそう思っていたからです。
もちろん、「だからアンタはダメなんだ」など、相手の人格を全否定するような、それを口にしたら相手に大きなダメージを与えることがわかっている思いがわたしの中に存在することもありますが、そういうことは大嫌いな人にも絶対に言うまいと心に決めているので(好き嫌いと人格否定は別物)、自分が認識している限りは言ったことがないと思います(「思う」としか言えないのが残念だけど真実)。
でも、それ以外でかなりキツイことを言って相手を傷つけてしまっても、それを伝えた方が長期的には双方にとっていいだろうと判断して言っていることなので、その発言が招く結果は受け入れるし、その覚悟はできている。
だから、それも本当にわたしが思っていることです。
でも、本当に思ってもいないことを言ってしまうなどということは可能なのでしょうか。
たとえば太っている人に「デブ」と言うのは、普段からその人のことをデブだと思っているから出るのでは??
誰がどう見てもガリガリに痩せている人に「デブ!」と言う発想が持てるのでしょうか。
それとも小学生がケンカをした時に相手を攻撃して傷つける目的で言う、中身のない「デブ」「バカ」「ブス」と同じ系譜にある?
それと同じ目的で〝思ってもいないこと〟を大人が言うとすれば、謝る時は、「腹が立ったあまり、あなたを傷つける目的でああ言ってしまった。ごめん」と謝る方が、相手に理解してもらいやすいと思うのですが。
認知学や脳科学的に見て、その人の中にない言葉や概念が表出するなどということが可能なのかはわかりませんが、「思ってもないことを言ってしまった」と言う人に出会うたび、「この人の中にそういうものがあるのかも」とは思ってしまうもり子です。

思ってもいなかったことを言うのは、心、頭のどこかでそう思っているから口に出ちゃうのだと思う。
返信削除義母がよく言葉に出したら最後だからねと言っては、言ってはいけなちことを言葉にしてしまい大変なことになってしまっていた。最後は息子を本気で怒らせたという…。
思ってはいるけど言葉に出さないのは相手を慮ってのこと。
時にははっきりと言った方が良いこともあるけどね。
やっぱり「心、頭のどこかでそう思っているから口に出ちゃう」んだよね! その人の中にない言葉や概念が出てくるのって考えられないもん!!
削除思っていても、口に出してはいけない言葉はある。
普段言いたい放題のわたしでも「これを言ったらおしまい」という言葉は口に出したことがない、と思う。
思わずポロっと出ちゃったんだったら、せめてそれを認めて欲しいわ。
「そんなことは言ってない!」と発言したこと自体をなかったことにしようとする人もいて、わたしの幻聴か?と頭を悩ませられることもあるよ(苦笑)。