嫌われたっていいじゃない
写真:Nathan Dumlao 出典:Unsplash
今日の『朝日新聞』「声」欄に、人に嫌われることを恐れて誰にも本音を言えなかった女の子が、大学生になって本音が言えるようになったという読者投稿が寄せられていました。
「人に嫌われるのが怖い」とは、思春期に強く抱きがちな感情なのかもしれません。
わたしはそんなこと、思ったこともないけど(笑)。
今は疎遠になっている友達も、「人に好かれたい」と時々口にしていました。
その子はわたしと同い年(=中年)。
いつも鉄仮面を被っているような印象の人だけに、その言葉を聞くたび「またまた~!」とわたしは大笑いしていたのですが、今日の読者投稿を読んで、「彼女は本気だったのかも」と思い始めました。
というのも彼女と最後に会った時、「わたしは自分の気持ちがわからない」「本当の自分を知られたら、みんなに嫌われる。誰にも自分の気持ちを知られたくない。お腹が空いているかどうかさえ知られたくない」と言っていたからです。
つまり、その子は人から嫌われるのが怖くて本音を隠す内に、自分でも自分の気持ちがわからなくなってしまったのではないかと。
その時は、25年ぐらいの付き合いで家も近いため、誰よりも頻繁に顔を合わせていた彼女が、わたしとも本音で付き合っていなかった?!ということに強い衝撃を受け、もしかして家を出て行った旦那さん(傍目にはおしどり夫婦に見えた)にも同じ接し方をしていた?!ということに頭がクラクラして何も言えませんでした。
でも、人に嫌われるのが怖くて本音を言えない大人が本当に存在するなら、彼女の抱えている問題は結構深刻かもしれません。
思春期ならまだしも、人は歳を重ねるごとに、「たとえ相手の期待に応えても、その人が自分に好感を抱くとは限らない。それに本音で付き合っても自分を嫌わない人は存在する」ということを学んでいくものだと思うからです。
たしかに多くの人に好かれた方がいろいろと好都合。
でも、本音を隠したり自分を偽ったりして人に好かれても、少なくとも自分では本音を認識していないと、本当の自分がかわいそうすぎます。
好む好まざるにかかわらず、自分は自分と一生付き合っていく必要があります。
自分が自分と仲良しであることが一番大事。
人に嫌われたっていいじゃない。
それに、ありのままの自分でも好いてくれる人は、必ず世界中に一人は存在する!
と思う(笑)。
不出来なところも、弱いところも含め、自分が自分を認めてあげないと、他に誰が認めてくれるのでしょう。
人に嫌われたっていいじゃない。
自分が自分の相棒です。

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