道具の話

 
昨日、電気屋さんで電子辞書を見てきました。
目当ての商品こそ置いていなかったものの、高校生向けの物でも高性能で使いやすく、これまでにない角度の言葉探しができることに衝撃を受けました。
電子辞書でなくても辞書の買い足しは必須。
それに今まで気づかなかったとは。。。

よく言われることですが、道具は自分の力を底上げしてくれるものです。
それを顕著に実感するのが山登りで、滑りにくい靴を履けば、自信をもって歩ける範囲が広がり、破れにくい服を着れば、藪漕ぎや岩場も気になりません。
「山の道具は命にかかわる」という言葉は本当で、だからこそ慎重に道具選びをする人が多いのだと思います。

翻訳も少ない道具で乗り切れる実力があれば、それに越したことはありません。
でも正解のない世界で、少なくともある程度の自信をもって人に提案できる最適解を導き出す難しさを知っている翻訳者は、すがるように辞書をめくります。
一流の翻訳者ほど辞書を引く回数が多く、もっている道具(辞書)の数も多い印象です。

読者のレベルが上がっている分、それを上回る技術や道具がいります。
実力も道具も必要だなんて、まったく山と同じ(苦)。

実力をカバーするための道具。 道具も実力の内。

翻訳の方でも身の丈にあった道具選びをしていきたいと思います。

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