自己満足


写真:Markus Spiske 出典:Unsplash

「自己満足」という言葉は「陥る」とセットになって否定的な意味合いで使われることが多い。
もちろん集団/個人として明確な目的がある状況で、それを無視して自分の満足感だけを求めるのは考えものです。
だけどそのほかの場面では、自己満足って結構大事なのではないかと思っています。
というのも、何かに対する不満やむなしさを他人にぶつけて解消しようとする人を見ると、もっと自分で自分を満たせば人を傷つけずにすむのに、と思うことが多いからです。

たしかに自己満足は人の評価を得られるものではないため、他者からの賞賛を求める人には不向きかもしれません。
むしろ「あの人はどうしてあんなことで喜んでいるのだ?」といぶかしがられたり、「それの何が嬉しいのだ」とバカにされたりすることもあるでしょう。
でも自分の人生における大半のことは、他の人にとってはどうでもよいこと。
人に迷惑さえかけなければ、何かや誰かが自分を満たしてくれないから〝こそ〟 自分で自分の機嫌をとり、満足させてあげたらいいのではないかと思うのです。

動物や健やかな精神を持ったこどもは自己満足が得意に見えます。
「あなた、なぜそんなところでそんなことをしている?」と笑ってしまうようなことをよくして、満足そうな/楽しそうな/しあわせそうな顔をしている(笑)。

かく言うわたしも、大人にしてはまぁまぁ自己満足が得意な方かもしれません。
安くておいしい物に出会ったり、壊れた物の修理方法をみつけたり、ただ歩いて何が楽しいの?と、他人からすると理解不能なことを毎回喜んでいるのですから。
もちろん、そのドキドキやワクワクを他の人にも理解してもらえたらすごく嬉しいけれど、少なくとも自分がしあわせであればよし。
不満や満たされなさを他人にぶつけて不機嫌でいるよりは無害だからいいか、と思っています。

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