給食の残り
今朝「給食の残った食材でまかない作り減給」という朝日新聞の記事を読んで、いろいろと思うところがありました。
記事の内容を簡単にまとめると、こんな感じです。
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給食で残った食材は適切に管理・廃棄する規則があり、衛生管理上、給食室内に私的な食材を持ち込むことは禁止されている。
しかし京都府にある市立小学校で、「廃棄するのはもったいない」「遅くまで働いている教職員に作ってあげたい」という思いから、調理員2人が私的な食材を持ち込み、給食で残った食材を合わせてまかない料理を作り、教職員に対しても提供していた。
その状況を把握していた校長は、適切な対応をしていなかったとして、教育長厳重文書訓戒の処分を受け、調理員は賃金を半分に減給。
市教育委員会に「給食の余り物でまかない調理している」との匿名通報があってこの件が発覚した。
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わたしは小学生の頃、放課後に学校の運動場で遊んでいて、お腹がすくと給食の調理場に行き、余ったパンや牛乳、おにぎりをもらって食べることがあったため、この記事を目にした瞬間、自分のルール違反を指摘されたようでギクッとしました。
そこの調理員さんは、あくまで廃棄するものをそのままくれていただけで、今回の記事のように残り物を調理していたわけではないけれど(給食のおばさんはそんなに暇じゃない)、わたしが公共の食材を不正にもらっていたことに変わりはないからです。
同記事によると、まず衛生管理上、給食室内に私的な食材を持ち込むことは禁止されています。
次の給食に使える食材を、勝手に規則外のまかないに利用していたのであれば、これは公共食材の私的利用なので完全にアウト。
ただ、次の給食で使えないパンやおかずをそのままとっておいたり、ご飯をおにぎりにして食べる/先生に食べてもらうぐらいであれば、食べ物を大切にするという意味でいいんじゃないの?と思ってしまいました。
しかし気になったのが、「教職員に対しても」の「も」の部分です。
上の記事を読むと、一見遅くまでお腹を空かせながら残業している先生のために余った食材を再利用していたように見えますが、先生が「も」になっているということは、あくまでメイン享受者が調理員の方々であったことを暗示しています。
規則上は横領にあたる食べ物を、自分たちの共犯者にしてうやむやにすることが目的で先生にも提供していたのであれば、それは汚い。
また、そのまかない作りが調理員の方々の労働時間内に行われていたのか、どの程度の光熱費を使う調理だったのかという点も考慮すべきだと思います。
「もう使えない余った食べ物を、お腹を空かせながら残業している先生にほぼそのまま提供していた。それを食べ物を大切にする正しい行為として校長も感謝し、世間や教育委員会に指摘されても堂々と調理員の方々を擁護した」という話であれば、この件は公共食材の不正利用であっても、もう少し情状酌量の余地があったのかもしれません。
自分も過去に同じような罪を犯しているだけに、この件の調理員の方々が私利私欲のため、自分の罪をうやむやにするため、または学校での存在感を増すために先生方を巻きこんでいなければいいなぁと思わずにいられない。
と同時にこの件を匿名通報した方が、どの点を問題視していたのかも気になるところです。
わたしも罪人に変わりはないのですが。。。
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