ALICE SYSTEM
川崎重工が大阪万博に出展すると聞いて気になっていた未来の乗り物の詳細が先日発表されました。
その名も「ALICE SYSTEM(アリス・システム)」。
利用者は車 (ALICE Car)で迎えに来た箱 (ALICE Cabin)の中に入るだけで、列車(ALICE Rail) や船(ALICE Ship)、飛行機に自動で積み替えてくれ、自分では乗り換えすることなく目的地にたどり着くというしくみです。
出典:川崎重工
「陸海空どこへでも快適に移動できる」という、この乗り物の率直な第一印象は――
荷物(笑)。
人が荷物になっている。
自動物流道路と同じようなシステムだ。。。
たしかにこの仕組みであれば、高齢者や身体の不自由な人も楽に移動ができます。
気温も管理したこの箱、もとい「キャビン」の中でずっと生活することだって可能。
わたしも高校生の頃、人ひとりが座れるだけの小さな個室(椅子が便器にもなり、窓はマジックミラーにできる)の中に入り、それで授業を受けて、そのまま教室移動するところを夢想したことがあるので、その気持ちはわかる。けれどもなぜか拭えないこの違和感は何なのか。
人間が動物(自ら動く生きもの)から離れていっているような、本能的な危機感??
ALICE SYSTEMが実用化されるかはわからない一方で、川崎重工が少なからぬ予算を使ってモデルを製作したところを見ると、そういう需要がなきにしもあらずということでしょう。
「富士山にエスカレーターを!」という声もあるぐらいなので、このキャビンに入って富士山の頂上に行く日がくるかもしれません。
そんなことを想像しつつ、わたしはアスファルトの固さと重力を感じながら、今日も世の流れに逆行して歩く。
自転車、車、電車、飛行機、ALICE SYSTEM?と、移動手段の進化は止まらない。

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