福島の思い出:6月1日 東京その2
観客席はゆとりがあり、なぜ荷物を預ける必要があったのか、疑問に思いつつ着席。
舞台上では素謡(お囃子や舞のない謡)が繰り広げられていました。
独吟、独鼓と続き、鼓の入るあたりからテンションが上がってくる。
そして藤田次郎さんの笛でわたしの興奮は最高潮に。
能でグルーヴを感じたのは初めてです。
バイブスがすごかった。
能楽堂を包み込む大きなうねりに飲まれながら、目頭が熱くなるほど胸が高まり、もり子の生命力は全回復します。
出典:和久荘太郎
残念ながら藤田次郎さんの演奏動画はみつけられませんでしたが、
わたしが見た発表会の主催者である和久先生の動画がありました。
もしやと思ってクレジットを見ると、この動画の撮影編集者はわたしの友達です。
先生の舞が素晴らしいのはもちろんのこと、竹市学さんの笛もいい!
わたしに能の知識は皆無です。
今も発表会のパンフレットを見ながらこの投稿を書いています。
でも、そんな何も知らない者が聴いても、藤田さんの演奏が特別だということはすぐにわかりました。
あとで聞いたところによると、藤田さんのお父様は人間国宝で、藤田一噌(いっそ)流という笛の流派があるようです。
しかも、わたしの友達は藤田一噌流の演奏を聴いて笛にはまり、その門下に入ったとのこと。
そんなことは微塵も知らないのに、わたしと友達が同じものに心動かされていたことに驚きました。
やっぱり友達だぁ~。
舞台上のJちゃんはカッコよく、登山のいでたちで受付の女性に衝撃を与えてしまったものの、発表会に行ってよかったと思いました。
むしろ羽田空港でウダウダせず、さっさと電車に乗って神楽坂に来ればよかった。
もっとお能を楽しみたかったです。
そして完全復活したもり子は友達とお家に向かい、ゆったりとした時間を楽しむのでした。
福島の思い出:6月2日 その1につづく
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