荒俣先生
その昔、水木しげる先生経由で、その存在を知った荒俣宏先生。
一世を風靡した『帝都物語』こそ本も映画も途中で挫折していたわたしですが、荒俣先生が水木先生を師と仰いでいることを知り、それ以降先生の本を読むようになりました。
大学時代に工場でカップアイスの蓋を作っていた荒俣先生は、「君、卒業後はウチの社員にならんか?」と誘われるほど工場になじんでいたことや、本好きが高じて石板まで買っていること、単に魚に興味があるという理由でマルハニチロに入社したら、魚とは関係のない部署に配属されて、システムエンジニアとして10年近く働いた、しかも結構楽しんで働いたことなど、膨大かつ広範囲な著作に加えて、人として面白いエピソードが満載の方でもあります。
奥様も、以前「この人は見た目が気持ち悪い。やってることも気持ち悪い。でも、そこが好き」的な発言をされていたような。。。(笑)
そんな荒俣先生の新刊『すぐ役に立つものは すぐ役に立たなくなる』が発売されていることを知り、久しぶりに先生の本を読みたくなりました。
出典:PRESIDENT STORE
一般的に本の帯は大げさすぎて、逆に読書意欲を削ぐものが多い中、「博覧強記 知の怪人」に偽りなし。
出版社の宣伝文にある「来たバスには乗ってみろ」「好きとは一線を越えること」(←マジで荒俣先生の生き方そのもの。『ある愛の詩』の「愛とは決して後悔しないこと」をもじってる??爆)も、的を射て誇張ではないところがナイス!
それにカバーで拝見できる先生のお姿は、とっくに〝気持ち悪さ〟を通り越し、菩薩とソクラテスが融合したような、知と包容力のオーラを放っています。
まだ先生の本を読んだことがない方は、一度図書館で蔵書検索をしてみてください。
さまざまな分野の著作があるので、必ず1冊は興味を惹く本があると思います。

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