笑いつつ考えさせられたこと
YouTubeで流れる広告は怪しさ満載のものが多くて嫌いじゃありません。
勃起を促す商品の宣伝で使われる、「アソコ、ドーピング」というワードセンス。
トイレットペーパーぐらいの大きさの物をコンセントに差すだけで、部屋の温度を調節できるというエアコン。
「1日〇分で月〇十万稼げる」「超有名ブランドの服が〇円で買える」など、完全にネタとしか思えないものばかりで、こんなの信じる人いるの?(爆)と広告としての効果を疑っていたら、最近ひろゆき氏の声を使ったCMが。
「本人が声を入れてる? まさかね。。。」と思っていたところ、著名人を含む1万人以上の声を使って、AIに好きなことを喋らせることのできるサービスがあるようです。
そのラインナップにひろゆき氏も含まれていることを、ついさっき知りました。
氏の声を使ったYouTube広告は、おそらくこのサービスか同種のものを使ってAIで作られたものなのでしょう。
昨日もChatGPTの音声機能にスカーレット・ヨハンソン似の声が使われていると本人が抗議して、オープンAI社が一部機能を停止したというニュースが出ていましたが、社会的に影響力のある著名人の顔や声を使用したディープフェイクに対する本人の立ち位置はさまざまです。
投資や商品販売の詐欺広告、収益やプロパガンダ目的のフェイクニュース、フェイクポルノなど、「それはイカンでしょ」と思う使われ方に、その都度抗議する人(当然)。
そして、これはあくまでわたしの推測でしかないのですが、ひろゆき氏のように、「どうせ訴えたり規制したりしても、次から次に出てきて止められないでしょ」と、受け手のリテラシーに任せているように思われる人もいます(参考記事)。
以前このブログでも触れたキアヌ・リーブスも後者の立ち位置ではないでしょうか。
たしかに笑えるディープフェイクは多いです。
でも、自分が顔や声を使われる立場だったら、無駄だから抗議はしないものの、絶対に嫌。
それにunreal_keanu(嘘物キアヌ)さんの動画でも、「59歳になったキアヌ」という投稿に「誕生日おめでとう!」のコメントがわんさときています。
これは、「この動画はフェイクだとわかっているけど、キアヌ好きなunreal_keanuさんを通じて本物のキアヌの誕生日を祝っている」という構図なのでしょうか??
もし本当にキアヌの動画だと思って誕生日コメントを寄せている人がいたら、ディープフェイクは罪作りです。
「アソコ、ドーピング」や超小型エアコン、「1日〇分で月〇十万稼げる」という広告は、それに騙される人がいるから成立している??
わたしもネットを使いつつ、複数の人の目を通し、時間とお金をかけて作られる(=フェイクを作るコストが高い)新聞や本で情報を得る比重を上げてリテラシーを高めねばな、と改めて思った朝です。
もちろん本や新聞に対しても、常に疑いの目を持ち続ける必要はあるのですが。。。

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