単純接触効果

 
ここ1年で急速に増えている気がするYouTubeの怪しい広告たち。
去年も同じようなことを書きましたが、〝超小型エアコン〟のCMは何度も見過ぎて、本当に涼しくなるのか?と10%ぐらい思い始めていました(苦笑)。
イカン、イカン。 常識で考えて、そんなことあるはずないのです。

出典:FNNプライムオンライン

単純接触効果はおそろしく、頻繁に目にする、よく耳にするという理由だけで特定の物や人に好意を抱いてしまう心理現象です。
この効果を最大限に活用したのが広告で、実際の品質にかかわらず、よく見聞きする商品が選ばれがちなのは、そういう理由から。
人も同じで、顔や名前を知らない人よりも、どこかで見た顔、耳にする名前の人の方が好ましく思われ、そちらを選びがち。
だから選挙の際にはポスターの数やメディアへの露出度、はたまた宣伝カーが効果を発揮する。
同じ職場やクラス内での恋愛が多いのも同じ理由で、接触機会が減ると、なぜ自分はあんな人を好きになっていたんだろうと疑問を抱くわけです。

幸いわたしは〝超小型エアコン〟を買っていないし、9割方嘘だと思っていたけれど、去年は完全に嘘だと笑っていた状態から広告の単純接触を重ね、今年は「もしかして。。。(本当)?」と思い始めていたのがおそろしい(苦笑)。
「そんなモンにだまされねーよ!」と言う人も、ただ見聞きしたことがある、身近にいる/あるという理由だけで誰かや何かをより好ましく感じ、選んでいる可能性は大いにあると思います。

単純接触効果はあなどれません。
その意識を頭の片隅に置いておくだけでも、だまされやすさは変わってくるのではないでしょうか。

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