2025年総括
今日は今年最後の投稿になるので、2025年を振り返ってみます。
今年1番印象に残り、最大の収穫となったのは、なんといっても6月の福島山行です。
わたしが見たのは、この視界が悪いバージョン。
雨、強風、視界不良、しかも夕方 & 生まれて初めての雪渓。
この旅では全身ズブ濡れで強風に吹かれる恐さを、髪の毛が逆立つほど強烈に感じました。
たとえ最強のカッパであっても、1日中雨にさらされると浸水の可能性があることや(恐らく上着の袖口を絞っていなかったことが原因。そこから全身に雨水が染み渡った)、強風地帯に入る前に停滞や撤退の選択肢も準備しておく必要があることを学びました。
低体温症の危険を感じてから行動不能になるまで、自分の体感的には2時間半が限度。
そのリミットを知ることができたのは、とてもよかったです。
雪国の倒木や雪渓も、気候の穏やかな地域に住む者にとっては想像のつかない世界で、それらを当たり前に感じられるように経験を積む必要があると思いました。
この時歩いたトレイルは変化に富み、とても美しかったので、今度は福島のもっと奥まで歩きたいと思っています。
続いて印象に残っているのは、真夏の石鎚山系縦走です。
この山行は、わたしの山旅熱を確固たるものにしました。
4泊5日なんてあっという間。 すっかり山旅の魅力にとりつかれてしまいました。
山の中でも電波のつながるところがある一方で、集落なのに携帯電話の電波がつながらないところもあることを知ったのはよい経験です。
愛媛県の県道153号線沿いにある集落のひとつ。
153号線は幹線道路から4つも集落があるのに、内2~3個の集落は完全に圏外でした。
住民の方々はどんな生活をしていらっしゃるのでしょう。
来た道を振り返ったところ。
幹線道路は奥の山の先。
たしかに山奥ではあるけれど。。。
畑仕事のお供か、渡辺美里の曲がラジカセから流れているのが印象的でした。
ちなみに県道最奥の集落はまだまだ先です。
そして2025年は憧れの北海道・大雪山を見に行った年でもありました。
天国のように美しい大雪(たいせつ)。
しかし福島で学んだわたしの目には、天候が悪くなった時の厳しさも想像できる。
まだまだ今の自分には北海道の山を縦走するための経験が足りないと思いました。
それプラス、今年は10月以降、思う存分本を読みまくり、今年読んだ中ではこれが一番印象に残りました。
昭和初期の北海道・日高地方を舞台に、炭焼き一家に生まれた著者が釣りにまつわる思い出をつづった一冊です。
釣りにはほぼ興味のないわたしですが、当時の人の暮らしが生き生きと描かれており、まるでそこに入りこんだような読書体験ができました。
工業化していく日本と、それに伴うエネルギー革命。
それに翻弄される人たちと、変わりゆく彼らの暮らし。
この本に出てくる人たちの、自然の中で生きる知恵は素晴らしく、北海道の豊かさと相まって、読むだけでもしあわせな気持ちになります。
もちろん当時の北海道は、今はもうありません。
それは著者の今野さんもあとがきで書かれていますが、本書には地名も詳しく書かれているため、今の日高がどう変わっているか、自分の目でたしかめたくなりました。
北海道の日高山脈を歩くことは、今のところわたしの最終目標です。
来年も地道に旅のスキルを上げ、少しずつ日高に近づいていきたいです。
。。。と、相変わらずの毎日。
2025年は3回も遠出ができて幸運でした。
物価の上昇と実家、老いていく自分のことなどもありますが、そこをすり抜けて最大限楽しもうという姿勢に変わりはありません。
みなさん、今年も大変お世話になり、ありがとうございました。
2026年もみなさまにとって幸多き年になりますように。
来年もよろしくお願いします!
心より感謝の気持ちをこめて
Live fullest
もり子より





一人で近くの山へ行ってソロキャンプを楽しむ人だと思っていましたが、この1年で認識が変わりました。あなたは山に登る人です笑
返信削除来年も行きたい所へ行ける生活が送れるよう祈ってます。
すうんさん、コメントありがとう!
削除新しい土地のことを知ると、どんなところなんだろうと思って行きたくなっちゃうの。
そして簡単に行けない場所ほどきれいな景色が見られたりするから癖になる(苦笑)。
いまだに高所感のあるところは極力避けてるから、山に「登る」と自分で言うのには抵抗があるけど、山歩きは大好きになってしまったなぁ。
おかげで生活や価値観がどんどん変わっていくよ。。。